2018年06月08日

大きく育っていく源

 バレンシアアカデミー和歌山校が開校して早くも二か月が過ぎました。アカデミー生と保護者の皆さんの日々のご理解とご協力に感謝しています。
 開校二か月を経過した今、ここまでを振り返り、これからの方向を少し考えてみました。
 私たちが開校に当たって、基本方針としたところは、次の点です。

①どこまでも広くて、深くて、高いサッカーの世界を子どもたちに伝えたい。
②その具体的なイメージとして参考にすべきモデルを、“スペイン・サッカー”とする。
③そんな“世界”を夢に見て、夢の先へ飛び出していこうとする積極的な意欲を持ち、課題に自分から進んで取り組んでいく子どもを育てたい。
④このことは、単にサッカーだけでなく、アカデミー生が人として成長していく過程でもプラスの影響を与えることが出来るはずである。
⑤そのために、ピッチの上のトレーニングだけでなく、情報の提供を含めたパッケージとしてアカデミーを運営していく。
⑥トレーニング・メニューは、サッカーの本質に立脚した内容にする。
 ◇目指すゴールがある。 
 ◇攻守の切り替えの連続がある。 
 ◇厳しいボールの奪い合いがある。 
 ◇プレーヤーの瞬時の判断が必要である。
⑦トレーニングでは、次の点を重視する。
 ◇集中の維持が必要な、適度な強度を持った内容にする。 
 ◇順番を待つだけの時間が存在しないメニューをできるだけ多くする。 
 ◇プレーヤーが自ら力を出し切ろうとするように、コーチが声掛けする。
⑧情報提供の一つとして「Vamos a aprender」というアカデミー・ノートを配布していく。

 さて、振り返りです。
 アカデミー生は、熱心に全力でトレーニングに取り組んでくれています。より成果を高めていくために、要求していきたいのは次の点です。

①アカデミーで取り組んでいることをもっとしっかりと意識して、自分のチームでのトレーニングや試合の時に発揮してもらいたい。具体的には、
 ◇アカデミーで取り組んでいるターンを使おうとしていますか? 
 ◇アカデミーで要求されているように、激しく厳しくボールを奪いにいっていますか? 
 ◇ゲーム形式の練習や試合の時、ポジションの取り方(右・左・中)をしっかりと意識していますか?
②「Vamos a aprender」に時間をかけて取り組んでいますか。
「これやって提出せんとあかんの?」というアカデミー生がいますが、これは“宿題”ではありません。子どもたちは、学校や習い事で、常に“やらなくてはいけない”ことを押し付けられる状況に置かれています。もちろん、“やらなくてはいけない”ことが必要なこともありますが、子どもの成長にとって気を付けなくてはいけないのは、“やらなくてはいけない”と言われたことだけしていればよい、“やらなくてはいけない”と言われたこと以外はしなくても良いというように、心に刻み付けられていってしまうことです。
 コーチが「アカデミー・ノートは、宿題ではないよ」と言うと、「やってきて出さなくても良いのなら、やらないでおこう」と“無意識に”判断してしまう心配はないでしょうか? 
 保護者の皆さんの中には「学校の宿題と同じだよ、やらなくてはいけないよ」というようなことになっていませんか? 
 アカデミー・ノートは何なのでしょう? 
 世の中には、“やらなくてはいけない”こと以外にどんなことがあるのでしょう? 

子どもさんと一緒に考えてみてもらえればうれしいです。

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